自己破産するとどうなるか、概要・歴史・メリット・デメリットも合わせて分かりやすく解説!

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自己破産するとどうなるか、概要・歴史・メリット・デメリットも合わせて分かりやすく解説!

自己破産と聞くと、多くの人はそこで「人生終了」となるイメージを持つでしょう。
しかし、実際のところは決してそのようなことはなく、その後リスタートを切った人は数多く存在しています。
とはいえ、自己破産をするとどうなるか、その全容が分からなければ、恐ろしく感じてしまうのも無理はありません。

そこで今回は、自己破産の概要・歴史・メリット・デメリットなど、気になるところをしっかり解説します。

◎自己破産すると、その後の生活はどうなるのか

自己破産をかんたんに説明すると、裁判所に申立てをして、免責許可(借金ゼロにしてもらう)を受けるための手続きです。
自己破産は、現在持っている資産・今後得られる収入をチェックした結果、借金を「完済することが不可能」だと裁判所が判断すれば認められます。

自己破産することで、諸々のペナルティを受けるのは避けられず、官報に掲載され、個人信用情報にもキズが付きます。
しかし、例えば基本的人権をはく奪されるようなことはありませんし、アパート等を借りることもできます。

◎昔からある破産のイメージは古い

日本で破産法が制定されたのは明治時代(1922年)のことで、江戸時代にまでさかのぼると、全財産を債権者にあけ渡す「分散(ぶんさん)」や、田畑から家など何から何まで売りさばいて弁済する「身代限(しんだいかぎり)」といった厳しい取り決めがありました。
時代劇でも、借金のかたに娘を売って……のような描写がありますが、そのイメージからか、現代でも自己破産は時に人間失格の象徴として扱われることがあります。

しかし、現代では命や家族まで奪われることはありませんし、暮らしに制限はあっても仕事・生活は続けられます。
不況のあおりを受け、やむを得ない理由で破産した人も少なくありませんし、破産したからといって過剰に悲観・差別的な見方をする必要はありません。
あくまでも、生活に一段階区切りをつける意味合いで考え、その後の生活を守ることに集中したいものです。

◎自己破産で踏む手続きの流れ

自己破産の申立ては、申立てをする段階で当人がどれだけ価値のある財産を持っているのかによって、手続きが変わってきます。

まず、価値のある財産がほとんどない状況であれば、破産決定手続開始と同時に手続きが終了し、これを同時廃止と言います。
しかし、何らかの価値ある財産を保有している状況であれば、破産手続開始決定後、破産管財人が財産の管理・処分にあたります。
よって、手続きが終わるまでの期間が長引いてしまいます。

もちろん、弁護士・司法書士に依頼する分だけ、別途費用も見込んでおくことも忘れずに。

◎自己破産によりもたらされるメリット

自己破産は、個人再生など他の債務整理方法と違い、免責の決定が出れば借金がゼロになります。
また、その後貸金業者から請求を受けることがありません。

そして、破産は確かに裸一貫からのスタートを余儀なくされるものの、0円スタートでは生活できませんから、当座に必要なお金(自由財産)を残すことが許されています。
破産したとしても、何とか生活を続けるだけのお金は残っているのです。

◎自己破産で覚悟しなければならないデメリット

自己破産してしまうと、自分の信用が著しく制限されます。
まず、信用情報に傷がつくため、クレジットカードを作ったりローンを組んだりすることが、一定期間できなくなります。
また、各種士業や警備員などの職に就けなくなり、連帯保証人となっている家族に迷惑がかかる場合もあります。

◎おわりに

自己破産という選択肢を選ぶのは、とても勇気がいることでしょう。
しかし、自己破産しなければ見えない風景もあります。

大事なことは決断することであり、破産した後どうするかです。
現状をしっかりと見つめ、新しい道を歩むことが大切です。

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